YAYOICO.

主にファッションのこと、洋服のこと

わたしが見たい世界。 「人間アート」について

こんにちは。やよいこです。

 

わたしがずっと前から頭の中で構想していた人間アート作品制作について。言葉にして伝えていこうと思います。

 

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  1. 人間アート作品とは
  2. 以前、制作途中で中止した「未来のおとなのあそびば」について
  3. 制作を休止後、今回の制作に至るまで
  4. 作品「さんしち」
  5. 形にしてみて感じること
  6. 今後の展開

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1 人間アート作品とは

 

これを最初から話そうとするとめちゃくちゃ長くなりそうなんですが、なんだかんだ気が付いたらアートやクリエイティブな表現を組み合わせて「創作」がしたいというイメージが頭の中にありました。

 

わたしは元々、自分に対してめちゃくちゃ否定的な感覚を持っていて自己肯定感がとても低かったです。(今も無意識にそうなりがちです)

 

自分の個性を押しつぶして生きてきたので、というかそもそも自分をどうやっていかしたらいいのかわからずでした。社会に対しての生きづらさに長いこと疑問を持ちながら、でもあわせるしか出来なくてひたすら人の顔色を伺っていました。でも、その時から無意識にわたし自身の「個性」が生きる生き方を望んでいてそれを模索しながら日々生きていました。(今はだいぶ生きやすくなりました)

 

そんな経験から、気が付いたら幼い頃から興味関心を強くもっていた「ファッション」が自己表現の代わりになり、服飾の学校へ行き、技術と知識を身につけてスタイリストを目指すようになりました。

 

洋服は人が身に纏って初めて輝きます。生きてきます。それは洋服だけでは決して作れない輝きで、「洋服を纏う人」がいて初めて成り立ち、個性がいき、その人にしか出せない世界観になります。

 

根本の奥の奥を掘ると、洋服が好きだからファッションに関わっているわけではなくて。

「人間の個性や飾らない生き様の魅力を伝えたい」という思いに最終的にはたどり着きます。

 

自己表現の代わりとなっていたファッションに、わたし自身も気づかないうちにたくさん救われていたと思うし、気づけばファッションはわたしの武器になり伝える方法になっていました。

 

この思いが形を変えて「人間アート作品」という表現になったのです。

 

言葉で伝えるみたいな、分かりやすいものではないけれど。表現をすることに正解はありません。

 

 「人間アート作品」とは、

人間の個性からコンセプトを決めて、非現実だと思われるアートを組み合わせた人間のビジュアル作品です。

 

それは、個性を生かさなければ成り立たないので、本当にその人にしか創り出せない作品になります。身にまとう洋服やモノ、ヘアメイク、場所、撮影、を通してできるあなただけの世界観です。その、唯一無二である作品を見て感じてほしい。人間の個性はみんな違うからこそ素敵で魅力的で心に刺さるんだ。

生き様そのものがあなた自身の価値。

 

それを「人間アート」と名付けて作品として届け、言葉では伝わらないようなことや目に見えない感覚から何かの気づきになるような、誰かのきっかけになるような、日々をもっと自分らしく生きられるようになるような。

生きることに問いを投げかけていきたい。

 

そんなものを生み出せる存在でありたいと思っています。

 

 

2「未来のおとなのあそびば」について

 

実はこの「人間アート作品」ですが、ちょうど1年前の9月頃に制作にむけてスタートしていました。数年前からやりたいと思っていてずっと頭の中であたため続けていたことを、去年初めて「やりたい」と、声を上げたのです。やっと。頭の中から外に出せた時でした。

 

その時のFacebook投稿がこちらです↓

 いや、、ほんとに怖かったですこの時。自分のやりたいことを声に出して発信するのも、それによって、否定されるんじゃないかという不安で頭の中がいっぱいでした。

他に同じようなことをやっている人もいないし、○○みたいなって説明もできないし。でもやりたいと思うなら、声をあげないと何もはじまらないんです。当たり前のように何も変わらないし始まらないんです。

この時、勇気を出して言葉にしたことで「協力したい!」「やりたい!」などの本当にたくさんの声をもらって、とてもとても勇気をもらったのを覚えています。感動して泣きました。

 

 

そこからどんどん展開が進み、「未来のおとなのあそびば」という作品を創るために動き始めたのです。「最近なんかおもしろいことやってんな」みたいな事を周りに言われ始め、面白い印象を持たれるようになったのもこの頃かと思います。

 

 

過去の作品経過の詳細は下記からどうぞ↓

 

◆未来のおとなのあそびばについて、メンバー紹介

🌜作品創りvol.1👗 わたしがやりたいこと、創りたい世界って何だろ... - Yayoiko Takizawa | Facebook

◆制作チーム初打ち合わせ&カメラマン決定

【作品創りvol.1】 🌟初打ち合わせ 🌟カメラマン決定 🌟撮影場所の募集... - Yayoiko Takizawa | Facebook

◆アトリエはなうたで色塗り試作!

作品創りvol.1【未来のおとなのあそびば】... - Yayoiko Takizawa | Facebook

◆衣装のパターン完成!仮縫い試着

【トワル仮縫い試着!】... - Yayoiko Takizawa | Facebook

◆装飾品の制作イベント「色塗りパーティ」開催@HUGHOUSE

色塗りパーティ☆ はなちゃんが住んでいるHUG HOUSEの... - Yayoiko Takizawa | Facebook

◆制作協力者募集

【第3回目 衣装作りのお手伝いを募集します!】... - Yayoiko Takizawa | Facebook

 

これらの記事を見ていただくとわかると思うのですが、今年の春くらいまで試行錯誤しながらも進めていてカタチになってきていました。

 

 

 ↑衣装制作途中の様子です。

デザインや生地も揃えて完成まであと一歩の様子です。

 

 

 ↑衣装に使う一部の制作をイベントにして、みんなでやったり。

こんな感じでみんなに手伝ってもらいながらひとつひとつ、形にしていました。

 

 

ですが、、、自分自身の環境や状況の変化、気持ちの変化、力不足、色んなことが一気に押し寄せて制作を続けることが出来なくなってしまいました。

 

衣装や装飾、撮影場所、本当に様々なことに、ひとつひとつに拘りすぎていろんなことに強がりすぎて、その時の私ができるキャパを超えてしまい手が止まってしまったのです。

見たい世界が膨大すぎて。問題が山ほど出てきて。自分の手に負えなくなってしまい一旦休止という形を取ることにしました。目指すもの、創りたい世界を、それを言葉に、形に、具現化して伝えるという作業は、とてつもなく大変です。少なくともわたしにとっては大変でした。目に見えない世界を目に見えるように、納得のいく世界観で表現をするのだから。

 

まずは言葉で伝えることから、自分が経験したことからでしか伝えられないから、そこにたどり着くわけです。わたしは、わたしの生き様を見せていく、出していくことでしか伝えられないし、それが必要だと感じました。

 

そう思い、一度すべてを手放して0から湧いてくるものをあらたに創ろうと決めました。

 

 

 

3 今回の制作に至るまで

 

その後、いろんなことに挑戦しました。

手放すと、不思議なもので色々なことが頭の中に浮かぶようになったり、周りからの誘いも増えました。閃いた企画や湧いてきたアイディアをそのまま言葉にして発信し、やりたいと思ったことはなるべくすぐにそのまま伝えるようにしていきました。あとは、誘われて面白そうなことはなるべくイエス!!と言うようにしていました。

 

春以降、実際に閃いたり舞い込んできてやってみたこと

ファッションコンサル

バーイプシロンのスタッフ

月2回のスナックやよいこ

シェアハウス「スナックリバ邸」の管理人

みんな表現者サロンのチル会の定期開催

古着屋巡り、ショッピングツアー

結婚式衣装制作

LINE@アカウント作ってみる

ファッションショー

 

やってないけど今後やりたいと思っていること

自分の服を自分で作る

アクセサリーの制作

私服のレンタル・シェア

オンラインサロン

やよいこセレクトの限定ショップ

 リメイク講座

オーダーメイドの洋服受注

スナックやよいこ続編

個展、また違う形のファッションショー

 

4月から6月くらいの期間でこれらを同時に考え進めながら行動してきました。

(他にも、友達の企画やイベントにもいくつか関わっていてそっちにも頭を使っていました)

今思えば、多動すぎてそりゃ頭も追いつかなくなり常に落ち着かず余裕のない日々になるなぁと思います。色んなことに挑戦し、たくさんの人と知り合い繋がりが急激に広がっていくうちに、「あれ、そもそも自分は何がしたいんだっけ?」という疑問が浮かび、違和感を隠せなくなっていきます。徐々に行動もスローになっていき、気持ちが乗らないから体調も連鎖的にあまり良くない日が続くようになりました。

 

 

6月17日におこなわれたグレフェスで実現したファッションショーを境に、自分の活動を縮小し始めました。

 

グレフェスとは、京都で行われた素人がつくる参加型の野外フェスです

 

 

このイベントで、野外で、しかもフェスで、京都でwまさかファッションショーをこんな形で実現させるなんて思ってもみなかったので、わたし自身も振り返ってみて驚きです。いや、ほんとよくやったと思います(笑)

(ファッションショーについてはまたあらためて記事を書きます!)

 

 

Facebookにて、ファッションショーをやり切った後の感想を投稿しています↓

 

もう、本当にやりきった感満載でしばらく何も手につかなくなったのを覚えています。

とにかく、ファッションショーはわたしにとって幸せの極みとでも言いましょうか。とりあえずものすごくしあわせでこれ以上のものはないあと思ってしまったのです。

ファッションショーみたいなことをずっとやっていたいなぁって。みんなが協力して出来た空間で、いろんな人が繋がり、それぞれがそれぞれを楽しめる体験が出来るなんて最高すぎるわ。って思って。

 

 

それからというもの、ファッションショーの前まで少しずつ進めていたファッションコンサル、服屋巡りなど、ビジネス構築しようとしていたものは全てどうでもよくなってしまい手放すことにしました!

 

何もなくなった時に残ったのは、シンプルに表現していたいという気持ちであり「スタイリング」だけでした。

本当にシンプルにスタイリングを通して自分の表現したい世界観を創りたいな、という気持ちしか残らなかったんです。

 

 

ファッションショーがきっかけとなり、ゆっくりとですがいろんなことに気づき始め動き始めました。周りにどう思われても良いし、完璧じゃなくても良い。今のわたしができる表現を、そのまま精一杯やろう。「やりたい」と思う表現をしよう。この時に頭に浮かんだのが「人間アート作品をもう一度創りたい」でした。

 

 

ヘアメイクとして、一緒にファッションショーを創ってくれたもえかすと作品を創りたいなと思ったのは、ファッションショーがきっかけです。

もえかす🎨描くひと (@moekasu003) | Twitter

 もえかすはメイクアップや絵を描いたり、自分の感覚や感性をとても大切に扱いながら表現活動をしている。わたしの推しメンです。

 

ショーを一緒にしたときに、感覚や表現にとても通づるものを感じ共感して一緒に作品を創りたいとお誘いしたのが始まり。この人と一緒に作品創りたいって、その時なんか色んなものがこみ上げてきたのを覚えている。そこから、「人間アート制作」を再始動させていきました。

 

 

4 人間アート作品 「さんしち」

 

アートディレクション、衣装スタイリングをわたしが担当し、ヘア&メイクのディレクションはもえかすが担当で進み始めました。

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・モデル

実は、モデルになってほしい人はめちゃめちゃたくさんいるんです。最初に誰にお願いしたいかをリストに書き出して1人1人のイメージをしながら考えた。あぁもう、頭の中のイメージがそのまま画面に映し出されたらいいのに。。何度思ったことか。どんどん湧き出てくるのだ。

 

その中でも、今の等身大の私ができることで、今のわたしサイズのキャパでできる制作をまず形にしようとゆうことを目標に考えた。今回のモデルにお願いしたさんしちさんは同年代で同じリバ邸に住んでたことや、一緒に飲んだりさんしちさんの生き方や考え方に面白さを感じていて親近感をもっていたこともあって、お願いしようと思ったのだ。自分の生き方だけじゃなくて、社会にまじめに向き合っている姿勢もとても共感する。

 

昆虫食で有名なさんしちさん

🐛昆虫食YouTuber🐝さんしち (@3710official) | Twitter

さんしちさんは、昆虫食を広めるためにイベンターやYouTuberとしても活動している面白い人。馴染みのない昆虫食だけど、それを広めていくことでとらわれている考え方や価値観を壊していきたいと話してくれた。

 

さんしちさんのYouTubeはここから↓

 

 

・カメラ

カメラマンは、募集をFacebook記事で募ることにしていた。わたしからお願いして撮ってもらうよりも、この制作自体に興味を持ってくれる人と一緒に創りたいと思っていたからだ。募集をしてみると、数名の方が問い合わせをくれた。

 

制作に興味がある・仕事としてではなく一緒に作品を創るというところに重きを置いてできる・仕事ではなくとも真剣に作っている作品の為カメラの知識があり撮りなれている・感性や感覚を重視して進められるか、、、の条件に当てはまり、尚且つお知り合いの方がよかったので、連絡をくれたさっとんさんにお願いすることにした!

 

さっとんさんは、元々信頼のある繋がりがあったので最初の時点で安心感が大きかった。一度お互いがどんな思いを持っているのか話をして決めました。さっとんさんは、とても感性豊かで鋭い人。声優やカメラワークなどの表現活動を通して自由に生きていて、感覚や目に見えないものも理解してくれる。

 

さっとんさんのインスタはこちら↓

さっとん|龍輪諭さん(@satton171209) • Instagram写真と動画


 

 素敵な人たちと一緒に制作ができた最初の作品、「さんしち」

テーマは、さんしちさんの象徴でもある【昆虫食】を連想させる「虫」

 

虫をテーマにした衣装とヘアメイクを構想。ただ、虫ってだけではなくて、その中に「さんしちさんらしさ」をどうやって取り入れて魅力を引き出すか。ここが一番大事。虫以外にも好きなものや生活スタイルなどを聞き出して、それを装飾や撮る場所など組み合わせて創りました。

 

 さんしちさんの生き方で大事にしていることで【移民】【旅するように生きる】というのがあります。

 

その、さんしちさんの生き方やライフスタイルをそのまま撮影風景に入れることを考えて構想。さんしちさんがいろんな場面に出没したり、いろんな場所で仕事をしているようなイメージで撮影場所を選んだり、お酒やPCなどの小物を使って世界観を創り撮影をしました。

 

 

今回の作品に至るまでの制作過程、完成したビジュアル作品の詳細は細かく別記事に書きました。

yayoiko329.hatenablog.com

 ここに制作過程や撮影の裏側の様子含め、作品もすべて載せているのでぜひ見てみてください。ただ創った作品だけじゃなくて、創る過程や思い、ストーリーも含めたすべてが作品であること。

ぜひ感じてほしいです。

 

 

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↑制作チームメンバー。撮影が無事終わったところ!

 

 

 

 

 形にしてみて感じること

 

「9月7日」と、先に撮影日を決めてその日までに追いこむ形で制作を進めていきました。

 

とりあえず、撮影してみての感想は・・・「めっちゃ楽しかったけどめっちゃ悔しいいい」でした。これは、やってみたからこそ感じてわかった気持ちです。

 

実際に撮影をしてみて、自分の中でイメージしている世界観がシャッターをきる度にどんどんカタチになっていく感じが本当に楽しかった。「あーこの感じいい!!これが表現したかった!!」みたいな。

でもそんなことを言いながらも、撮影中はこの作品を完成させること、やり遂げることが大事であり必須だったから、「ちゃんとイメージ通りに作品をカタチにすること」で頭がいっぱいで全く余裕がなく必死だったな、、と思います。(笑)

 

それと同時に、撮影しながらも時間がなかったり思っているイメージにならなかったり、、という場面もあって、もっとこんな風に撮りたかった、こういうイメージでも撮りたかった、みたいな気持ちもたくさん出てきました。

 

圧倒的な時間のなさと準備不足ですね。

でもこの時のわたしにとっては、精一杯の作品で精一杯のキャパだったんだと思います。だって、撮影してカタチにするまではそんな風に思ってなかったし、その問題に直面していなかったから、もっとこうしたら…とか思うこともありませんでした。撮影したから、やりたかったことを実現させたから気づいたんです。

 

あ、わたしはもっとこうしたかったんだ、こんな作品が創りたかったんだ、とゆうことに。だから、後悔なんてひとつもしてないし、それに気づくことが出来てよかったと思っているし、この時のわたしの精一杯の作品ができて本当によかったと思っている。

 

撮影後は、いろんな感情が同時に入り交ざって、その感情ひとつひとつと向き合いたくてちゃんと感じたくて、しばらく何もしないでただただ感じていました。感情を言葉にする作業ってさ、すごくエネルギーがいるんだよね、私の場合。だって言葉にならない怒りや悲しみ、嬉しさ、楽しさって別に言葉にしなくてもいいから。だけど、言葉にしないと伝わらないし、感覚のままではいつのまにか消えてなかったことになってしまう。だから、とても長い文章になろうともそのまま感じたことを書き記しておきたいと思った。

 

今 生きていて、わたしの人生をわたしが生きるなら、わたしの思いをたくさんの人に知ってほしいし気づいてほしいと思う。ってことに最近気付いた。

もしも、自分の人生があと半年で終わってしまうのなら…と考えたときに、わたしの世界観と思いを一緒にたくさんの人に届けたいと思った。わたしの頭の中と外からの印象の差をどこまでもなくしたいと思った。そのままのわたしを知ってもらうことで、偽りのない生き様をみてもらうことで、もっとわたしらしく生きられる気がするから。だから、作品を創ることもとても大切だけど、「届ける努力」をもっともっとしていかないと、と感じている。

 

 

ちょっとはなしがそれたけど、今回の作品制作は本当に楽しかったです。

「最高にたのしくて最高に悔しい最高の作品」になりました。今のわたしそのまんまの作品になったのかもしれないです。

 

 

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6 今後の展開

 

今後も「人間アート作品」は創っていきたいし、わたしの頭の中でカタチを変えない限り創り続けていきます。しかし、作品を生み出し続ける、創り続ける為には、心のゆとりや資金にある程度の余裕がないとなかなか続けることは出来ないなあと、、やってみて心底実感しています。

 

現実問題、そこと向き合わないと次には進めません。頭の中ではいろんなことを考えてます。クラファンで資金を集めることもできるだろうし、方法はたくさんある。だけど、作品を創るためだけの支援やクラファンをすることに、なんとなく違和感を感じているのが現状です。それはたぶん、作品を創ったからってその後どうしたいかとか、こうなりたいみたいな具体的目標がなくて、純粋に創って届けたいだけってゆうか。個展やファッションショーは今後する予定だけど、目標をそこに決めたくないなぁと今の段階では思っていて。個展とかするよりも先に必要なことがあるんじゃないかなって。

 

ただ、制作をして作品としてカタチにすれば満足かといったらそうじゃないし届けないと意味がないから。難しいなあ。この自分の感覚を自分で上手く扱うのが本当に難しいです。この辺もこれから少しずつ言葉にしてゆきます。

 

 

人を巻き込んで何かを創ることには責任が伴うことも学びました。

わたしは前提として、ひとりで創ることには興味がありません。だから、この人間アート作品においては共感してくれた人やおもしろいと思ってくれた人と一緒に制作をしてきました。

 

一度制作を中止した時も、今回も作品を創りたくて撮影までしたことも、すべてわたしの都合です。どうしても、自分の中から湧き出る感情を無視して行動は出来なくて、思うままにやりたいこと感じることを行動に起こしてきました。

 

でも、人を巻き込んでいる以上、私だけの作品ではなくてみんなの作品になっています。少なからず、作品を楽しみにしてくれている人がいて、期待をしてくれている人がいる。それを忘れてはいけないしもっと自分の言動に責任を持たなきゃな、っと制作活動を通して、終わってみて振り返った今、すごく感じています。

作品を創る以上、わたし以外の人が時間を割いて頭を使って協力してくれていること、もっともっと自分の感覚に落とし込まないといけないとなって。

 

そして、ひとりで創ることに興味がないからこそ、自分の世界観をちゃんと人に伝えられるようにならなければいけない。もっともっと自分のことを言語化すること、世界観をはっきりさせること、伝える力をつけること。

今のわたしに足りない事です。

 

色々書きましたが、、、

作品制作は、活動の中の一つとして今後も試行錯誤しながらわたしのペースで進めていきたいと思います。

すごくスローペースかもしれないけれど、急いで創ろうとは思っていないので。

 

 

また、それとは別に近い未来でやりたいと思っていることは「自分で自分の服を作る」ことです。

あとはブログ。来年はブログに力を入れたい。まずは、届けるための導線のひとつとして道をつくりたいです。個人で活動する上での力を蓄えていきたいなと感じています。ゆくゆくは、これらの活動もめぐりめぐって作品制作にまわしていけるような循環を起こしていきたいなあ。いまのとここんなことを考えています!

 

制作した作品は、個展やファッションショーとして集大成みたいなものを必ずやるのでその時まで(いやその後もだけど)わたしの活動を面白がってみてやってください。

 

 

長い長い文を読んでくれた方、本当にありがとうございます。

 

これからもよろしくお願い致します。